小さな存在 あとがき

人間には強い人と弱い人がいて、やっぱりフィジカル的にも強い人が勝ってしまいます。

 

メンタルやスキル、才能や努力といったものでうまく行く場合もあればうまく行かない場合もあります。

 

それはその人の責任というよりも、適切なやり方を教えてくれる人がいない、または少ないという面が大きいかもしれません。

 

育つ過程でそれをうまく学び取れた人達はある意味ラッキーと言えるかもしれません。

それは、良い出会いであったり環境という意味です。

 

ただそれらは、様々な要因で阻害されて来たという経緯があります。

 

個人的な経験でいえば、大切な友達がことごとく去って行ったり、子供なりの反応(困ってるサイン)を出しても、あまりうまく対応してくれなかったり。

 

人のせいにする訳ではありませんが、事実としてそういうことがあったりします。

 

全てのことは自分が選んでいる、または全てのことは自己責任と言われたりしますが、ある視点から見るとそうかもしれない、またはあるレベルまで達するとそういうことがわかるということがあるのかもしれませんが、個人的には現時点ではそれをそのまま鵜呑みには出来ません。

 

とはいえ、時代が急激に変化してきて、昔のような課題、昔のような問題の起こり方はかなり少なくなったのかぁ?という印象もあります。

環境が保護的になった、または安全性が増したというか。

 

一番気になるのは、表現は適切ではないかもしれませんが、それぞれの時代の犠牲者というのはやはり一定数出てしまった背景があって、それが現在ではある程度改善されたから良かったとしても、その犠牲者達はどうなるの?というようなことです。

 

本人がどうにか出来る場合もあれば、難しいケースもあると思います。

 

そこをザックリと、はい、全ては自分の責任ですよと大きくなって今更言われても、ウソでしょ!みたいな感じというか、いやいや、それはちょっと違うんじゃないの?という感は否めないような気がします。

 

年齢は関係ないと言われたりしますが、やはりある程度現実的には関係します。

そこをうまく見ていってもらわないと、これどうすんのよ?という思いが、片隅にあり続けるように思われるのです。

 

※全ての事柄というか、思ってることを言語化することは、かなりの労力がいることや限界があります

 

自分が出来ることをやっていきたいという月並みなことに帰結しますが、あわよくばこれを読まれた方が、何か自分の力をそういう方面にいくらかでも使って頂ければ、望外の喜びです。

 

Thank you so much